「スマホの乗り換えって面倒じゃない?」
「auからUQモバイルに乗り換えるとどれくらい安くなるの?」
スマホの乗り換え(MNP)は手順が複雑で面倒くさいというイメージが強いですが、実際にやってみると自宅から簡単に手続きができますよ。
さらに、auからUQモバイル乗り換え時にかかる以下の手数料は無料になったので、乗り換えるのが遅れると損をしてしまう可能性も。
- auの違約金(最大10,450円)
- 契約事務手数料(3,300円)
- MNP転出手数料(3,300円)
UQモバイルはauのサブブランドなので安心して利用できる上通信速度は申し分なく、乗り換え前より安い料金で利用できる格安SIMです。

ただし、乗り換え時にはauの特典などが終了する場合もあるので、注意してくださいね。

当記事では、auからUQモバイルに乗り換える手順や注意点、UQモバイルで選べる料金プランなどを詳しく解説していきます。
アップグレードプログラムやかえトクプログラムを利用中でも、すぐにでも乗り換える価値はありまよ。
auからの乗り換えを考えている方はもちろん、UQモバイルが気になっている方も当記事を参考にしてくださいね。
auからUQモバイルに乗り換える(MNP)する手順


auからUQモバイルへ乗り換え(MNP)する際の大体の流れをまとめました。
- MNP転出手続きに必要なものを用意する
- auで購入したスマホのSIMロックを解除する
- auでMNP予約番号を発行する
- UQモバイルで乗り換え(MNP)手続きをする
- SIMカードを受け取る
- UQモバイルへの回線切り替え(開通)手続きを行う
- スマホの初期設定(APN設定)を行う
auからUQモバイルへの乗り換えて順は多くあるように見えますが、やり方さえ知っていれば1つ1つの手続きにそれほど時間はかかりません。
各手順の進め方について、詳しく見てみましょう。
ステップ1|MNP転出(乗り換え)に必要なものを準備する
auからUQモバイルへMNP転出する時に必要なのは『支払い情報を確認できるもの』と『本人確認書類』『MNP予約番号』の3つです。
- 支払い情報を確認できるもの
※金融機関のキャッシュカード(※店舗で契約時のみ可)
※クレジットカード - 本人確認書類
- MNP予約番号
契約する人と利用する人が違う場合は、上記以外に『利用者の本人確認書類』も必要になるので、用意しておきましょう。
『MNP予約番号』を用意する方法については、後ほど解説します。
ステップ2|auで購入した端末のSIMロックを解除
auで購入したスマホをUQモバイルで使う場合、一部の機種ではauでのSIMロック解除手続きが必要になります。
SIMロック解除が必要な端末かどうかは、UQモバイルの『動作確認端末一覧』でチェックできるので、確認してみてくださいね。
UQモバイル申込時にセットで端末を購入する人やSIMフリースマホを用意している人はこの手順は不要です。
SIMロック解除手続きが可能な窓口と解除料
auのSIMロック解除手続きは店舗またはMy auから行えます。
au | 窓口 | 備考 |
---|---|---|
店舗 | auショップ | ・解除料は無料 ・中古品も可 ・解約後も可 |
Webサイト・アプリ | 『My au』 (受付:9時~21時30分) | ・解除料は無料 ・中古品も可 ・解約後も可 |
SIMロック解除手続きは、どこからでも申し込めるMy au(Webサイト・アプリ)から行うのがおすすめです。
店舗でもSIMロックを解除できますが、店舗は待たされることが多く手続きまでに時間がかかります。
乗り換えにかかる手間を節約するためにも、My au(Webサイト・アプリ)でSIMロック解除しましょう。
auのSIMロック解除条件
auのスマホのSIMロック解除するには、下記の全ての条件を満たしている必要があります。
- 2015年4月23日以降発売のSIMロック解除機能を搭載している製品(『au公式サイト』で確認可能)
- ネットワーク利用制限中ではない
- 購入から101日目以降である
また、分割購入した日から100日以内の端末でも、下記の条件のどれかをクリアしていれば、SIMロック解除可能です。
- 機種代金の支払い完了済み(一括払い、一括での残債清算済みなど)
- 同じau回線で前回のSIMロック解除受付日(※)から100日経過
※受付日が2017年7月11日以降のSIMロック解除が対象 - SIMロック解除を希望する端末の機種代金と、端末に紐づくau回線の支払い方法をクレジットカードに設定している
My auでSIMロック解除手続きができない時は、上記の条件をクリアしているか、確認してみましょう。
ステップ3|auでMNP予約番号を発行する
auで使っていた電話番号をUQモバイルに引き継ぎたい場合は、下記のau窓口でMNP予約番号を発行する必要があります。
au | 窓口 | 受付時間 |
---|---|---|
電話 | 0077-75470 | 9時~20時 |
店舗 | auショップ | 店舗による |
Webサイト・アプリ | 『My au』 | 24時間受付 |
ただし、店舗または電話で手続きすると手間と時間がかかるので、いつでも手軽に手続きができるMy au(Webサイト・アプリ)を利用するのがおすすめです。
なお、MNP予約番号には『発行日から15日間』という有効期限があるのでご注意ください。
また、UQモバイルのオンラインショップで契約する場合は『発行日から2日以内』のMNP予約番号しか使用できません。
auでMNP予約番号の発行したら、早めにUQモバイルで手続きを行いましょう。
もし、UQモバイルで手続きする前にMNP予約番号の有効期限が切れた場合は、auで無料で再発行できます。
ステップ4|UQモバイルで乗り換え(MNP)手続きをする
UQモバイルの乗り換え(MNP)手続きは、家電量販店などのUQモバイル取扱店か、ネット上のUQモバイルオンラインショップからできます。
- UQモバイル取扱店
- UQモバイルオンラインショップ
家電量販店などの街中の店舗で契約する場合は、対面でスタッフの説明を聞きながら手続きを進められるため、当記事では省略します。
UQモバイルオンラインショップで乗り換え(MNP)手続きする手順をまとめました。
- 購入端末を選ぶ(SIMカードのみの契約も可)
- プランや機種代金の支払い方法を選択する
- MNP予約番号とauから引き継ぐ電話番号を入力する
- 利用規約を読んで『同意する』にチェックを入れる
- au ID(無料)やauスマートプレミアムパス(有料)の申し込みは任意
- 氏名・住所など契約者情報を入力する
- クレジットカード番号などの支払い情報を入力する
- 入力内容を確認して『登録を完了する』を選択する
- UQモバイルから送信されるメールに従い『本人確認書類』をアップロードする
- 契約完了
いくつも手順があるように見えますが、必要なものさえ揃えておけば10~20分程度で契約できます。
手続き完了後、UQモバイルによる入力内容の審査が始まります。
ステップ5|UQモバイルのSIMカードを受け取る
審査で問題がなければ、手続き完了日の翌日にはUQモバイルからSIMカード(ある場合は購入した端末も)が発送されます。
発送完了後、UQモバイルから荷物の『お問い合わせ番号』を記載したメールが届きます。
ステップ6|auからUQモバイルへの回線切り替え(開通)をする
UQモバイルのSIMカードを受け取ったら、まずは回線切り替え(開通)手続きを行います。
回線切り替え(開通)手続きは、UQモバイルユーザー向けWebサイト『My UQ mobile』で行います。
パソコンやWiFi接続できるスマホなどのインターネットに繋がる端末を用意しておきましょう。
また、『My UQ mobile』にログインするために『申し込み時に設定した4桁の暗証番号』と『申し込み時に発行された受付番号』が必要になります。
- 契約時に設定した4桁の暗証番号
- 申し込み時に発行された受付番号
(受付完了メールに記載)
上記のものを用意できたら、9時30分~20時30分の間に次の手順で回線切り替え(開通)手続きを行います。
- 『My UQ mobile』にログインする(受付時間:9:30~20:30)
- 『お申し込み状況一覧』をタップ
- 契約した回線に表示されている『回線切替』をタップ
- 確認画面で『実行する』をタップ
- 『回線切替完了』と表示されたら完了
この回線切替(開通)手続きが完了した時点で、正式にauが解約されたことになります。
なお、SIMカード受け取り後、上記の切替手続きを行わなかった場合は、SIMカード発行日から7日後にUQモバイル側で自動的に回線切替手続きが行われます。
回線切替(開通)手続き完了後、最後にスマホのSIMカードの交換とAPN設定を行います。
iPhoneとAndroidでは設定方法が違うため、分けて解説していきます。
ステップ7-a|iPhoneの初期設定(APN設定)をする
iPhone 8以降のiPhoneを使っている方はプロファイルのダウンロードが必要になるので、WiFiが使える環境で初期設定を行ってください。
iPhoneの初期設定(APN設定)は下記の手順で行います。
- iPhoneの電源を切ってから、auとUQモバイルのSIMカードを交換する
- 電源を入れ直し、画面の指示に従ってApple IDとパスワードを入力する
- iPhone 8以降のみ下記の手順を行う
a.UQモバイルの『動作確認済み端末』から使用中のiPhoneを選択
b.『APN手順書』の項目のリンクからプロファイルをダウンロード
c.画面の指示に従ってプロファイルをインストールする
上記の手順を行った後、WiFi接続からモバイルネットワーク接続に切り替えてみて、インターネットに接続できたら乗り換え(MNP)手続きは完了です。
ステップ7-b|Androidスマホの初期設定(APN設定)をする
Androidスマホの場合は、APN設定時にUQモバイルの公式サイトにある『動作確認済み端末』ページを確認することになります。
そのため、WiFi接続可能な環境か、インターネットに接続可能なパソコンなどを用意しておきましょう。
なお、auでSIMロック解除したスマホを使用する場合は、WiFi接続環境が必要になります。
- スマホの電源を切ってから、auとUQモバイルのSIMカードを交換する
- スマホの電源を入れ直す
- 【auで購入したスマホの場合】
a.WiFi接続する
b.『設定』⇒『端末情報』⇒『SIMカードの状態』⇒『SIMカードの状態を更新』を選択
c.設定ファイルのダウンロード後、画面の指示に従って再起動する
d.『SIMカードの状態』画面を表示し、ステータスが『許可』になってたらOK - UQモバイルの『動作確認済み端末』ページから使用中のスマホを選択
- 『APN手順書』の項目にあるPDFの内容に従ってAPN設定を行う
APN設定が完了した後、モバイルネットワーク接続に切り替えた状態で正常にインターネットに接続ができたら乗り換え(MNP)手続き完了です。
auのアップグレードプログラムを利用している場合のUQモバイルへの乗り換え(MNP)タイミング
auからUQモバイルへ乗り換えたい方の中にはauで「アップグレードプログラム」といったサービスを利用して端末を購入した方もいるかと思います。
アップグレードプログラムを利用している方は、UQモバイルに乗り換えると特典を受けられないので注意が必要です。
ただし、特典を途中で解約してでもUQモバイルに乗り換えた方が利用料金が安くなり断然お得ですよ。
そもそもアップグレードプログラムとは?


アップグレードプログラムは、月額300円のプログラム料金を支払うことでauで端末を購入する時に特定の分割払いにすると機種変更時に分割代が一部返却されるサービスです。
- アップグレードプログラム:端末を24回払いにすることで、13ヶ月後以降の機種変更で最大7ヶ月分の端末代が返却される
例えば110,000円のスマホを購入した場合、アップグレードプログラムを利用すると、機種変更時に今までの端末を返却することで最大32,082円が返却されます。
アップグレードプログラムは2015年からスタートしていましたが2019年に終了していて、現在は「かえトクプログラム」というサービスに変更しています。
開始期間 | 特典内容 | |
---|---|---|
アップグレードプログラム | 2015年2月~ | 24回払い固定 最大7回分が免除 |
アップグレードプログラムEX | 2017年7月~ | 48回払い固定 最大24回分が免除 |
アップグレードプログラムEX(a) | 2017年9月~ | 24回払い固定 最大12回分が免除 |
アップグレードプログラムDX | 2019年10月~ | 48回払い固定 最大24回分が免除 |
アップグレードプログラムNX | 2019年11月~ | 36回払い固定 最大12回分が免除 |
かえトクプログラム | 2020年2月~ | au側が設定した残価分が免除 |
アップグレードプログラムという名称のサービスはどれもほとんど同じでしたが、かえトクプログラムは仕組みが変わっているので注意してくださいね。
- アップグレードプログラム:端末代を分割して、分割代の最大半分が免除になる
- かえトクプログラム:au側が設定した「残債」が免除になる
UQモバイルに乗り換えるとアップグレードプログラムは適用されない!
元々、アップグレードプログラムは以下の条件を満たすことで残債が免除されることになっています。
- 期間内にauで機種変更をする
- 機種変更時に旧端末はauに返却する
一見するとauのアップグレードプログラムの適用外となるので、UQモバイルに乗り換えない方がお得に見えますが、残債の分割を含め、イチ早くUQモバイルに乗り換えることで月々の料金だけで残債の元を取ることができるのです。
新しい機種に変更し、今までの端末をauに返却することで残債が免除されるのがアップグレードプログラムの仕組みです。
しかし、auからUQモバイルに乗り換えた場合、アップグレードプログラム適用外でも、引き続き分割で本体代金を支払うことができます。
もしまだ、auで購入したスマートフォン本体の残債があったとしても、利用料金自体がUQモバイルの方が圧倒的に安いので、乗り換える(MNP)のが遅くなるほど損です。
仮に100,000円のスマホをそのまま24回で分割払いになったとしても、UQモバイルの方が圧倒的にお得です。


- au:端末代(24回払い)4,583円+利用料金(1~4GB)5,115円=月9,698円
- UQモバイル:端末代(24回払い)4,583円+利用料金(~3GB)1,628円=月6,211円
⇒毎月3,487円安くなる!
アップグレードプログラムの残債分が発生したとしても、月々3,000円以上の差が生まれるのでUQモバイルへ乗り換える価値は十分にありますよ。
auからUQモバイルに乗り換えるで料金も大幅に安くなる!


auからUQモバイルに転出(MNP)すると月額料金が大幅に安くなります。
また、料金面以外にも、他社の格安SIMにはないメリットがたくさんあります。
- 月額料金を大幅に節約できる
- 他の格安SIMより通信速度が安定して繋がりやすい
- オプションを付ければキャリアメールが使える
- 高速データ通信量を無駄なく節約できる『節約モード』が使える
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
月額料金を大幅に節約できる
UQモバイルでは、auよりもはるかに安い料金設定となっています。
参考までに、UQモバイルの『スマホプラン』とauの3段階制の従量課金型プラン『ピタットプラン 4G LTE(旧名:新ピタットプラン)』の基本月額料金を比較してみました。
プラン | 月間データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
UQモバイル くりこしプランS | 3GB | 1,628円 |
UQモバイル くりこしプランM | 15GB | 2,728円 |
UQモバイル くりこしプランL | 25GB | 3,828円 |
auピタットプラン 4G LTE | ~1GB | 3,278円 |
~4GB | 4,928円 | |
~7GB | 6,578円 |
auの『ピタットプラン 4G LTE』の4GB未満の時よりも安い月額料金で、UQモバイルの25GBの『くりこしプランL』が利用できます。
また、毎月1GB~3GBぐらいしか高速データ通信をしない人でも、UQモバイルで1番安い『くりこしプランS』に乗り換えれば、月額料金が1,650円安くなる上に、月間データ通信量の上限が2GB増えます。
auからUQモバイルへ乗り換えると、スマホ代のコスパがかなり良くなることがわかりますね。
UQモバイルには25GB以上のプランがありませんが、毎月それ以上のデータ通信を行いたいという人もいるでしょう。
そうした方に便利なのが『節約モード』です。
『節約モード』中は、UQモバイルでの通信速度を最大300Kbpsにする代わりに高速データ通信量を消費しません。
Mプラン、Lプランを選択すれば、通信速度の最低が1Mbps(前までは300Kbps)になるためこれまでよりも更に安定した通信が可能に!
ネットサーフィンや文字が主体のSNSなど、比較的通信速度が遅くても問題ないサービスを利用する時だけ『節約モード』に切り替えることで、高速データ容量の無駄遣いを抑えられます。
また、月の途中で月間データ容量を使い切ってしまった場合でも、高速データ通信量を追加チャージすることで、再び高速通信可能になります。
追加チャージ容量 | 料金 |
---|---|
100MB | 220円 |
500MB | 550円 |
毎月25GB以上通信をする方でも、『節約モード』と『追加チャージ』を使えばauよりもスマホ代を節約することができますよ。
オプションを付ければキャリアメールが使える
UQモバイルは、『メールサービス』という月額220円でキャリアメールが使えるようになる有料オプションサービスも提供しています。
キャリアメールとは、『@ezweb.ne.jp』のように、キャリア契約時にもらえる独自ドメインを持つメールアドレスです。
キャリアメールはスマホを契約した人だけがもらえるため、Gメールのように誰でも取得できるフリーメールよりも信頼性が高いと言われています。
そのキャリアメールが使えると、次のようなメリットがあります。
- フィーチャーフォンへのメール送信時、迷惑メールと間違えられにくい
- 一部のネットバンクはキャリアメールの登録が推奨されている
上記のようなメリットがあるため、身近にフィーチャーフォンを使っている人がいてメールでやり取りしている方やキャリアメールの登録が必要なサービスを利用している方は、乗り換え先でもキャリアメールが合った方が便利ですよね。
ところが、キャリアメールが使える格安SIMは非常に少ないのが実情です。
2021年2月現在では、UQモバイルとワイモバイルでしかキャリアメールが使えません。
- UQモバイル(月額220円)
- ワイモバイル(無料)
UQモバイルでは月額220円の利用料がかかるとはいえ、「キャリアメールがないと困る」という方でも乗り換え可能な点はメリットと言えるでしょう。
高速データ通信量を無駄なく節約できる『節約モード』が使える
「スマホ代はなるべく抑えつつ、高画質動画はたくさん楽しみたい」という方に便利なのが、高速データ通信量を無駄なく節約できる『節約モード』です。
『節約モード』中は最大300Kbpsの低速通信になる代わりに、高速データ通信量が減りません。
Mプラン、Lプランを選択すれば、通信速度の最低が1Mbps(前までは300Kbps)になるためこれまでよりも更に安定した通信が可能に!
そのため、文章中心のSNSやニュースアプリなど、速度がいらないサービスを利用する時は『節約モード』にしておけば、高速データ通信量を無駄に消費せずに済みます。
- Twitter・LINEなどのSNS
- ニュースアプリ
- Webサイト閲覧
- メール
上記のようなサービスを使う時だけ『節約モード』にすることで、節約した分の高速データ通信量を高画質の動画を見る時など速度が必要なサービスにあてることができます。
しかも、UQモバイルは元々の通信速度も比較的速いので、SNSやニュースアプリぐらいなら、『節約モード』時でも快適にチェックできます。
UQモバイルに用意されている料金プラン


UQモバイルで提供中のプランには、音声通話+高速データ通信量の『くりこしプランS/M/L』とデータ通信専用プランの2種類あります。
月額1,628円~で通話+高速データ通信量が利用可!『スマホプラン』
UQモバイルの『スマホプランS/M/L』は、音声通話と高速データ通信量がセットになったスマホ向けのプランです。
スマホプラン | 月間高速データ量 | 月額料金 |
---|---|---|
くりこしプランS | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM | 15GB | 2,728円 |
くりこしプランL | 25GB | 3,828円 |
UQモバイルの中で1番安い『くりこしプランS』なら、割引なしでも月額1,628円で利用できます。
大手キャリアと比較すると、何の割引もなしで音声通話付きのプランが月額1,000円台で使えるのは、かなりお得ですよね。
1番高い『くりこしプランL』でも月額たったの3,828円で音声通話と高速データ通信量25GBが使えます。
auの従量課金型プラン『ピタットプラン 4G LTE(旧名:新ピタットプラン)』なら4~7GB未満で毎月6,578円かかることを考えると、圧倒的にコスパが良いです。
しかも、UQモバイルでは余った高速データ通信量は自動的に翌月に繰り越しされるため、あまり通信しなかった月があっても無駄になりにくいというメリットもあります。
1,628円で月間データ通信量無制限のデータ通信専用プランが使える
UQモバイルでは、通話機能なしのデータ通信専用プランも提供されています。
データ高速プラン | データ無制限プラン | |
---|---|---|
月間高速データ容量 | 3GB | 無制限 |
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 |
通信速度 | ~3GB:最大225Mbps 3GB超:最大200Kbps | 最大500Kbps |
月間3GBの『データ高速プラン』は月額1,078円と、他社の格安SIMに比べるとやや割高です。
一方の『データ無制限プラン』の方はその名の通り、月間データ容量の上限がないプランです。
インターネット使い放題の代わりに、通信速度が最大500Kbpsとやや遅めのため、SNSなど、あまり速度が必要ないサービスを中心に利用する方向けのプランです。
UQモバイルの選べる3つのかけ放題
UQモバイルの通話料は22円 / 30秒です。
通話料 | 22円 / 30秒 |
---|
UQモバイルでも任意でかけ放題オプションを付けることもできます。
UQモバイルのかけ放題オプションは『かけ放題(24時間いつでも)』『国内通話10分かけ放題』『最大60分/月の国内通話定額』という3つの中から選択できます。
- かけ放題(24時間いつでも):月額1,870円。24時間いつでも通話無料。
- 国内通話10分かけ放題:月額770円。10分未満の通話無料。
- 最大60分/月の国内通話定額:月額550円。最大60分/月の通話が無料。
ひと月の合計通話時間や1回の通話時間に合わせて、最適なオプションを選択できるのは嬉しいポイントです。
auからUQモバイル乗り換え時の初期費用は無料!
auからUQモバイルにMNP転出する場合、以下の手数料は無料になります。
- auの違約金(最大10,450円)
- 契約事務手数料(3,300円)
- MNP転出手数料(3,300円)
乗り換え時に一番頭を悩ませるのが違約金ですが、無料になるのはとても大きいですよね。
最大17,050円が割引になるので、初期費用を抑えて乗り換えたいauユーザーはUQモバイルが一番おすすめです。
UQモバイルは契約期間の縛りなし!いつでも解約金無料
2020年4月現在、新規契約可能なUQモバイルのプランには、契約期間の縛りがありません。
これUQモバイルを契約する方は、契約期間に縛られずにいつでも解約できます。
- 契約期間:なし
- 解約金:無料
UQモバイル | 全プラン (2019年10月1日以降契約) |
---|---|
契約期間 | なし |
解約金 | 無料 |
もし、契約後にauへ戻りたくなったり、他の格安SIMを契約したくなっても、すぐに乗り換え(MNP)が可能です。
60歳以上の方はかけ放題やメール利用料割引!シニア割
『指定された機種の利用+スマホプランを契約+かけ放題(24時間いつでも)オプション契約』という条件をクリアした60歳以上の方は、『シニア割』で『かけ放題(24時間いつでも)』と『メールサービス』の利用料が割引されます。
- 利用者の年齢が60歳以上
- 下記の指定機種を購入、持ち込み、または利用中
・BASIO4 / おてがるスマホ01 / DIGNO Phone - 『スマホプランS/M/L』を契約
- 『かけ放題(24時間いつでも)』オプションを契約
この4つの条件を全てクリアしたユーザーは『かけ放題(24時間いつでも)』を最大6ヶ月間無料、7ヶ月目以降は1,100円割引の月額770円で利用できます。
また、キャリアメールがもらえる『メールサービス』も永年無料になります。
オプション | 割引後の月額利用料 |
---|---|
かけ放題(24時間いつでも) | 最大6ヶ月間:無料 7ヶ月目~:770円 |
メールサービス | 無料 |
しかも、『UQ家族割』と併用できるため、同居または離れて暮らすご家族と一緒にUQモバイルに乗り換えると、月額料金550円割引も適用されます。
auからUQモバイルへ乗り換えるときの注意点


auからUQモバイルに乗り換え(MNP)するメリットは多いですが、同時に気をつけないといけない注意点もあります。
- 『毎月割』の割引がなくなる
- 『アップグレードプログラム』の特典は利用できない
- auのキャリアメールは引き継ぎ不可
- MNP転出後に作成したLINEアカウントではID検索が使えない
- 購入できるスマホの種類がauより少ない
- 支払い済みのアップグレードプログラムのプログラム料は返ってこない
UQモバイルに転出する前に、これらの注意点について知っておきましょう。
auで分割払い中の端末の機種代金の請求は続く
auで購入した端末の分割払いが残っている場合、UQモバイルへ乗り換え(MNP)した後も支払いは継続します。
UQモバイル契約時にも新しい端末を分割払いで購入すると、しばらくの間、auとUQモバイル両方の機種代金を同時に負担することになるのでご注意ください。
なお、auの機種代金の残額は、UQモバイルへMNP転出した後に一括払いで清算することもできます。
auの毎月割の割引がなくなる
auで『毎月割』適用中の方は、適用期間が終わる前に乗り換えると、auで購入したスマホの実質負担額が増えることになります。
『毎月割』とはauで端末購入時に、端末を購入した月の翌月から最大24ヶ月間または36ヶ月間、一定金額が月額料金から割引されるサービスです。
端末購入時、「実質〇円」のように表示された『毎月割』の割引額込みの価格を見て購入を決めた方も多いでしょう。
ところが、『毎月割』の割引期間中にauを解約すると、『毎月割』の割引は解約月の前月で終了するため、実質機種代金の負担額が契約時よりも増えてしまいます。
現在『毎月割』が適用中かどうかは、My au(Webサイト・アプリ)で確認できるので、MNP転出手続きを始める前にチェックしましょう。
アップグレードプログラムの特典は利用できない
『アップグレードプログラム』や『アップグレードプログラムEX』は、auで端末を分割払いで購入し、一定の期間利用した後にauで機種変更すると残りの機種代金の支払いが免除されるというサービスです。
この『アップグレードプログラム』や『アップグレードプログラムEX』の特典はauでの機種変更時しか使えないため、UQモバイルに乗り換えると、スマホの機種代金を全額負担しないといけなくなります。
また、『アップグレードプログラム』や『アップグレードプログラムEX』に加入中の人は毎月プログラム料を支払っていますが、UQモバイルに乗り換えた場合、それまで支払ったプログラム料は返ってきません。
auのキャリアメールは引き継ぎ不可
auで利用中のキャリアメールは、UQモバイルには引き継げません。
auのキャリアメール(『@ezweb.ne.jp』で終わるメールアドレス)を登録しているサービスがあれば、乗り換え手続きを始める前にGメールなどのメールアドレスに変更しておきましょう。
また、普段キャリアメールでやり取りしている人には、メールアドレスが変わることを伝えておいた方がいいでしょう。
MNP転出後に作成したLINEアカウントではID検索できない
au利用時に年齢認証済みのLINEアカウントをUQモバイル契約後も引き継ぐ場合は、乗り換え前と同じようにLINEを利用できます。
しかし、auからUQモバイルにMNP転出後に、新しくLINEアカウントを作成する場合は『ID検索』と『電話番号検索』が使えなくなるため注意が必要です。
- ID検索
- 電話番号検索
『ID検索』と『電話番号検索』とは、LINE IDまたは電話番号で検索したユーザーを友だち追加できる機能です。
遠くにいるユーザーでも手軽に友だち追加できる便利な機能ですが、18歳未満の人が見知らぬ人とのトラブルに巻き込まれるのを予防する目的で、年齢確認済みの人でないと利用できないように制限されています。
ところが、LINEの年齢確認は3大キャリアと連携して行っているため、LINEと連携していないほとんどの格安SIMのユーザーは年齢確認ができず、『ID検索』と『電話番号検索』機能が使えません。
2021年1月現在、LINEの年齢確認ができる格安SIMは、ワイモバイルとLINEモバイルの2社だけとなっています。
- ワイモバイル
- LINEモバイル
なお、年齢確認が不要な機能は、UQモバイルなどの上記以外の格安SIMでも使えます。
友だち追加も『ふるふる』や『QRコード』を使えば可能です。
そのため、「『ID検索』と『電話番号検索』は使わない」という人は、この2つの機能を使わない人はUQモバイル乗り換え後にLINEアカウントを作成しても全く問題ありません。
購入できるスマホの種類がauよりも少ない
UQモバイルではスマホの販売も行っていますが、そのラインナップはauよりも少ないです。
例えば、iPhoneだと、2021年現在UQモバイルで購入可能なのは『iPhone7』と『iPhone SE』の2機種のみです。
- iPhone 7
- iPhone SE
Androidスマホも型落ちしたモデルやミドルレンジ帯の製品が多く、ハイエンドモデルが販売されることはほとんどありません。
UQモバイルで取り扱いがないスマホを利用したい場合は、キャリアで購入したスマホをSIMロック解除して使うか、別の場所でSIMフリー版のスマホを購入しましょう。
auからUQモバイルに乗り換える方法まとめ
- 必要なものを準備する
- auで購入したスマホはSIMロック解除する
- auでMNP予約番号を発行する
- UQモバイルに乗り換えの申し込みをする
- SIMカードを受け取る
- 回線切り替え(開通)手続きをする
- 初期設定をする
必要なものさえ揃っていれば、配達期間を合わせても2~3日で乗り換えできます。
しかも、パソコンやスマホからカンタンに手続きできるので、わざわざ店舗に行く必要はありません。
スマホの機種代金が残っていても引き続きauで分割払いができるので、突然一括で請求される心配も無用です。
auからUQモバイルに乗り換えると利用料金が毎月3,000円以上は安くなるので乗り換えが遅くなればなるほど損ですよ。
auからの乗り換えに迷っている方は是非検討してくださいね。
「UQモバイルの評判って実際どうなの?」という方は『【UQモバイルの評判】速度や料金の満足度は高い!UQモバイル完全ガイド』の記事を参考にしてくださいね。

